オプションの指定
オプション
オプションは、画像を変換(合成・生成)する際に、どのように変換(合成・生成)するかを指定するもので、ImageMagickのキモともいえる部分です。
たくさんの種類がありますが、実際のWEBサービスで使用する可能性があるものに絞れば、ある程度限定することができます。
オプションの書き方
例) -gravity center
上記のように、-(ハイフン) に続けてオプション名を記入し、半角スペース開けてオプションのプロパティを記入します。
オプションのプロパティは使用するオプションにより、任意の数字やImageMagick指定のプロパティが用意されている場合などがあります。
オプションは下記のように半角スペースを空けて記入することにより、複数記入することが可能です。
オプションを複数記入する際に、一つ注意していただきたいのが記入の順番です。
ImageMagickでは、記入の順番通り左から右へオプションが適用されていきます。
例) convert before.jpg -bordercolor red -border 20×20 after.jpg
▼実行結果
上記は、画像の縁に赤いボーダーを追加する構文ですが、下記のようにすると異なる結果となります。
例) convert before.jpg -border 20×20 -bordercolor red after.jpg
▼実行結果
先に-border 20×20 が適用されたため、デフォルトのカラーでボーダーが描画されてしまっています。
慣れてくると複数のオプションを指定する機会が多くなりますが、どのオプションを先に記入するべきか、実行結果も確認しつつ記入する必要があります。
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