Imagemagickのコマンド

convert composite identify コマンド

 

コマンドは、ImageMagickでの処理を行う際に文頭に必ず記す必要があります。

コマンドなどと書くと面倒なイメージがあるかもしれませんが、安心してください。種類はそんなに多くありません。

 

convert   composite   display   animate   import   montage   idenify   mogrify

 

他にもあるかも知れませんが基本的には上記8つだけです。

そして、この中でも使用頻度が高いものはさらに絞られます。

 

convert     composite

 

圧倒的に使用頻度が高いのはこの2つだけです。

 

convert

 

ImageMagickの中で、おそらく最も使用頻度が高いと思われるコマンドです。



画像に関する各種フォーマットを「変換」をする際や、ImageMagickを通して新たに画像を生成する際などに使用します。

 

composite

 

2枚の画像を組み合わせて、別の画像を生成する際などに使用します。

他には、画像情報の詳細を取得したい際にidenifyを使用することがあるぐらいです。
他のコマンドは、convertとcompositeをマスターした後、覚える位で結構かと思います。

 

[追記] convertとcompositeの違い ホントのところ

※オプションなど、先のページで紹介する内容を含みます。初心者の方は読み飛ばしてもらって、後でまた読んでみて下さい。

 

上記でcompositeは、「2枚の画像を組み合わせて、別の画像を生成する際などに使用します」と書きました。
が、実はこれconvertでも普通にできます。

 

convertには、-compositeというオプションが用意されていて、これを使えば画像の合成は問題なくできます。
実際私の場合、compositeを使う機会はほとんどありません。




ですが、稀にcompositeを使わざるを得ない時があります。

それは、compositeでしか使えないオプションがあるためです。

基本的にconvertの方が使えるオプションは圧倒的に多いのですが、ごくまれにcompositeでしか認識してくれないオプションが存在します。

 

その場合は、compositeを使わざるを得ないです。面倒くさいですが。。

 

以下にconvertcompositeの認識するオプション一覧へのリンクを記載しました。
convertでうまく画像が生成されない時には、使っているオプションが対応しているのか確認してみるのもありかと思います。

 

convertの認識するオプション一覧(英語)
compositeの認識するオプション一覧(英語)

 



最後までお読みいただきありがとうございます。お役に立てましたなら嬉しいです。